2.5間ワイドスパンの開放的なリビング

開放的なリビングは2.5間のワイドスパン。小上がりの和室とあわせて約30畳の広さに。落ち着きのある和モダンの空間に仕上がった床には落ち着きのある色合いで、和モダンの空間によく馴染むウォールナットを使用しています。リビングの大開口の先にあるテラスに向けて室内天井のレッドシダーを屋外の軒天とつなげることで、より広さと開放感が感じられる空間となっています。

機能性・意匠性にこだわったLDK

テレビボード背面は左官職人の手による塗り壁と大谷石のコラボ。照明がさらにそれを美しく見せる。スリット窓からは坪庭が望めます。
キッチン奥にあるウォールナットの扉を開けば、食器や食材、冷蔵庫、家電に加えて奥様テーブルもすべてしまえる大容量の背面収納が現れます。

四季が楽しめる勾配天井の和室

和室の天井は寄棟の下屋に沿った勾配天井にし、木目の綺麗な木で装飾することで床の間のある伝統的な和の空間でありながらモダンな印象としています。
割付にもこだわった障子はを壁に引き込めるため、外の景色が一層楽しめる工夫も行っています。

第二のリビング　集える2階ホール

2階ホールには壁面に書棚を造作。腰かけて読書を楽しむベンチも設けられ図書スペースに、本や音楽が好きなご家族にとって趣味を楽しむ第二のリビングのような場所となっています。

玉砂利と間接照明で玄関を演出

正面にある収納の扉が姿見のミラーになっており、玉砂利と間接照明によって美しい玄関が遠くまで続くような錯覚を起こし広く見える工夫を行っています。
玄関は家族用と来客用の２WAY。家族用はシューズクロークを通ってウォークインクローゼットへ。来客用はリビングの向こうへと続く窓の外の風景へと視線が誘われるよう設計しています。

表情あるテラスタイル

リビングと和室に面したテラスには軒天のレッドシダーや外壁のそとん壁に負けない深い表情のあるタイルを選びました。
雨の日は鎖樋をつたう雨粒や雨音を楽しめるようになっています。

美しく照らし出される外観

日中とはまた違った表情を見せる外観。ライトアップされた植栽が、タイルの壁面に美しい影を映し出します。

「ご近所を歩いていて『素敵だな』と思った家がSUUMO に載っていたんです。それで前川建設さんを知りました」。落ち着いた和の趣と現代的なデザインを融合した住まいはO様の思い描いていたイメージに近かったそうです。何社か検討されていましたが、最終的な決め手は弊社の提案力の高さだったとの事。「設計士さんやコーディネーターさんと直接やりとりできるから、意思疎通がスムーズでした。素材選びもデザインも、こちらの意図を汲んで的確に提案してくれ、アイデアの引き出しの多さを、何度も実感することができました」。とのお言葉も頂きました。「軒天にレッドシダーを使い、かっこいい外観にしたい」というO様のご要望に対し、外壁にそとん壁をご提案、大変気に入ってくださいました。天井から軒まで繋がるレッドシダーは。材料を一本づつ確認し、木目を揃える等、丁寧な施工を行う事でO様の思いが細部まで詰まった理想のお住まいを創り上げる事ができました。